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オンラインパーソナルトレーニングを自宅で受けるには?出張型との違いと費用・始め方

2026.10.09
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パーソナルトレーニングを受けてみたい。でも、ジムに通う時間がない。近くにジムがない。子どもを預けられない。そんな事情があっても、自宅でパーソナルトレーニングを受ける方法はあります。中心になるのは、画面越しに指導を受けるオンラインと、トレーナーに家まで来てもらう出張の2つです。

「やりたいのに、できていない」のは、あなただけではありません。スポーツ庁の令和6年度の世論調査では、20歳以上で週1日以上運動・スポーツをしている人は52.5%でした。一方で、「週1日以上したい」と思う人は66.6%で、14.1ポイントの差があります。特に20〜40代の女性で、希望と実施の差が大きいと報告されています。また、令和5年度の同じ調査では、運動の頻度が減った・増やせない理由として最も多かったのは「仕事や家事が忙しいから」(37.2%)でした。

運動をしたい人と実際にしている人の差と、増やせない理由

忙しさが壁になっているなら、まず減らせるのは移動の時間です。結論を3つ、先にお伝えします。

①自宅で受ける方法は大きく「オンライン(画面越し)」と「出張(来てもらう)」。ほかに動画添削・配信アプリ・店舗との併用があります。②オンラインと出張の違いは、費用の構造・対応エリア・家に人を入れるか・器具・フォームの見え方・時間の融通の6つに表れます。③どれを選ぶかは、あなたの「通えない理由」で決まります。

この記事では、5つの受け方の地図、オンラインと出張の比較(公式料金つき)、通えない理由別の選び方、始めるまでの6ステップ、自宅で受けるときの安全の順に説明します。

書いているのは、熊本市南区でパーソナルジムを運営し、全国の方にオンライン指導も行っているRBDジムです。最初に開示しておくと、当ジムが提供しているのはオンラインと店舗での指導で、出張は行っていません。オンライン側のサービスを提供している立場だからこそ、出張のほうが合う人、店舗に通うほうが合う人も、はっきり書きます。

※この記事に出てくる他社の料金は、2026年10月8日に各社の公式サイトで確認した掲載額(税込)です。料金やキャンペーンは変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトでもう一度確かめてください。


目次

結論|自宅でパーソナルトレーニングを受ける方法【早見表】

最初に全体の地図を示します。言葉の使い方もここで決めておきます。この記事では、

  • オンラインパーソナルトレーニング=ビデオ通話で、トレーナーが画面越しに1対1で指導する形
  • 出張パーソナルトレーニング(訪問型)=トレーナーが自宅などに来て、対面で指導する形

と呼び分けます。

5つの受け方と、向いている人

自宅でパーソナルな指導を受ける方法は、次の5つに分けられます。

表1:自宅でパーソナル指導を受ける5つの方法

受け方 指導の形 移動 使える地域 向いている人の例
①オンライン(ライブ1対1) ビデオ通話で画面越しに、その場で指導 なし 通信環境があれば地域を問わない 時間がない/近くにジムがない/家に人を入れたくない
②出張(訪問型) トレーナーが自宅に来て対面で指導 トレーナーが移動 事業者の対応エリア内(確認した例は都市部中心) 都市部に住んでいる/器具を使いたい/対面で直してほしい
③動画添削・チャット型 自分で撮った動画や記録に、あとからコメント なし 地域を問わない 決まった時間を取れない/ある程度は自分で動ける
④配信レッスン・アプリ 1対多の配信や録画、アプリのメニュー なし 地域を問わない まず運動習慣をつけたい(1対1の指導ではない)
⑤店舗の対面との併用 店舗での対面+自宅でのオンライン 対面の日だけ 店舗に通える範囲 最初はしっかり見てほしい/忙しい時期だけ自宅で受けたい

※分類は当サイトによる整理です。優劣や順位を示すものではありません。

この記事の主役は、①オンラインと②出張です。この2つは「1対1で、その場で指導を受けられる」という点が共通していて、迷う方が多いからです。③〜⑤は、それぞれの位置づけを短く整理します。

オンラインならではのメリットを一通り知りたい方は、オンラインパーソナルトレーニングのメリット5選もあわせてご覧ください。この記事では、メリットを並べるよりも「出張との違い」と「自分に合う受け方の決め方」に絞ります。

迷ったら「通えない理由」から決める

どの受け方が良いかは、一般論では決まりません。ジムに通えない理由によって、合う受け方が変わります。詳しくは後の章で書きますが、目安は次のとおりです。

  • 時間がない(仕事・家事) → 移動のないオンライン。早朝や夜に受けられるかを確認
  • 子どもを預けられない → オンライン(子どもが近くにいる前提で安全に配慮)
  • 近くにジムがない・地方に住んでいる → 出張のエリア外になりやすいため、オンラインが現実的
  • 人目が気になる → オンラインも出張も選べる。家に人を入れたくないならオンライン
  • 体に不安がある・重い器具を使いたい → 店舗か出張が合う場合がある
  • 転勤や帰省が多い → 場所が変わっても同じトレーナーに見てもらえるオンライン

この記事の比べ方

他社の名前と料金を出す以上、比べ方をはっきりさせておきます。

  • 他社の料金は公式サイトの掲載額だけを使い、確認日を書きます。
  • 順位付けはしません。「最安」「一番お得」とも書きません。
  • 比較サイトに載っている「相場」の数字は、出どころが分からないものが多いため、相場の根拠にしません。
  • 条件がそろっていない部分(1回の時間など)は、そろっていないと書きます。
  • 当ジムを他社より優れているとは書きません。当ジムは1回の時間を固定していないため、他社と同じ料金表にも載せていません。

自宅で受けられるパーソナル指導は5種類ある

ここからは、表1の5つを1つずつ見ていきます。それぞれ「どういう形か」「向いている場面」「気をつけること」の順で書きます。

①オンラインパーソナルトレーニング(ビデオ通話で1対1・リアルタイム)

トレーナーと利用者がビデオ通話でつながり、画面越しに、その場で指導を受ける形です。トレーナーは画面に映る動きを見ながら、「もう少し腰を落としましょう」「膝の向きをつま先と同じ方向に」と声をかけます。ツールはサービスによって違い、たとえばRunwayの公式サイトには「Zoom(LINEも可)」と書かれています。

用意するものは、基本的にスマートフォン1台と、体の全体が映るスペースです。確認できた公式の目安では、Dr.トレーニングのオンラインは「1畳ほど」としています。器具がなくても始められるサービスが多く、手持ちのタオルやペットボトル、自分の体重を使った運動(自重トレーニング)が中心になります。

「器具がない自宅で、ちゃんとした筋トレになるの?」と思う方もいるでしょう。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」の情報シートでは、筋力トレーニングについて「マシンなどを使用するウエイトトレーニングだけでなく、自重で行う腕立て伏せなどの運動も含まれる」と書かれています。また、成人と高齢者に筋トレを週2〜3日行うことを推奨しています。自宅の自重トレーニングも、ガイドが「筋トレ」と呼ぶものに入る、ということです。

一方で、自重だけでは負荷が足りなくなる時期も来ます。器具がない環境でどこまでできるか、負荷をどう上げていくかは、オンラインパーソナルは器具なし・狭い部屋でもできる?で詳しく書いています。

向いている場面:移動の時間を取れない、近くにジムがない、家に人を入れたくない、場所が変わっても同じトレーナーに見てほしい。

気をつけること:トレーナーが体に触れて直すことはできません。カメラの角度によっては、見えにくい動きもあります。通信が不安定だと、声かけが遅れることがあります。

なお、トレーナーをつけずに自分で自宅トレーニングを始めたい方は、自宅筋トレの始め方ガイドにメニューと週ごとの組み方をまとめています。

②出張パーソナルトレーニング(トレーナーが自宅に来る)

トレーナーが自宅や近くの公園などに来て、対面で指導する形です。「訪問型」と呼ばれることもあります。

いちばんの特徴は、対面なので、体に触れながらフォームを直してもらえることです。器具を持ってきてもらえるサービスもあります。たとえばRunwayの出張の公式ページには、必要なものとして「動きやすい服装、タオル、お飲み物」が挙げられ、「最低限必要なものはトレーナーが持参」と書かれています。

その代わり、2つの条件があります。

  1. 対応エリアが決まっている。今回確認した出張サービスは、東京23区内を出張費0円としているところや、店舗からの距離で交通費を決めているところなど、都市部が中心でした。
  2. トレーナーの移動にかかる費用がのることがある。交通費や出張費として、1回ごとに料金が上乗せされる形です。

さらに、スペースもオンラインより広めに見ておく必要があります。Dr.トレーニングの公式ページでは、出張の必要スペースを「4畳ほど」としています(オンラインは「1畳ほど」)。

向いている場面:対応エリアに住んでいる、器具を使った指導を受けたい、画面の操作が苦手、対面で触れて直してほしい。

気をつけること:家にトレーナーを招くので、部屋の片付けや家族・ペットの予定の調整が要ります。費用は「1回の料金+交通費・出張費」で見ます。

③動画添削・チャット型(自分で撮って、あとから見てもらう)

自分でトレーニングしている様子をスマートフォンで撮影して送り、トレーナーにあとからフォームを確認してもらう形です。食事や体重の記録をチャットで送り、コメントをもらう形もあります。

時間を合わせなくてよいのが大きな利点です。夜中でも早朝でも、自分の都合のいいときに運動して、動画を送れます。

その一方で、その場での声かけはありません。フォームが崩れていても、気づくのは動画を見てもらったあとです。運動を始めたばかりで、正しい動きがまだ分からない段階では、ひとりで撮って送るだけだと不安が残るかもしれません。ある程度は自分で動ける方や、ライブの指導と組み合わせて使う方に向いている形です。

④配信レッスン・アプリ(1対1の指導ではない)

あらかじめ録画された動画を見ながら運動する形、ライブ配信で大勢が同時に参加する形、アプリが運動メニューを提案する形などです。料金を抑えやすく、好きなときに始められます。

ただし、これはパーソナル(1対1)の指導ではありません。画面の向こうのインストラクターは、あなたのフォームを見ていないか、見ていても大勢の中の1人です。

「アプリは、パーソナルトレーナーの代わりになるの?」という疑問には、こう答えます。運動のきっかけや習慣づくりには役立ちます。ただ、あなたの体の動きを見て、その場で直してくれる人の代わりにはなりにくい、というのが当ジムの考えです。オンデマンド配信・一方通行のライブ・双方向のライブ・パーソナルの4つの形の違いは、オンラインフィットネスとオンラインパーソナルの違いで詳しく比べています。

⑤店舗の対面と組み合わせる

店舗に通える距離に住んでいるなら、対面とオンラインを組み合わせる方法もあります。たとえば、最初の数回は店舗で対面で基本の動きを覚え、その後はオンラインに切り替える。普段は店舗で、仕事が忙しい時期や子どもの長期休みだけオンラインにする、といった使い方です。

この形のよいところは、対面で触れて直してもらえる安心感と、オンラインの移動のなさの両方を使えることです。ただし、店舗に通える範囲に住んでいることが前提になります。組み合わせ方の型は、オンラインパーソナルが向いている人・向いていない人にまとめています。

自宅でパーソナル指導を受ける5種類の受け方のマップ

オンラインと出張は何が違う? 6つの観点で比べる

ここが、この記事の中心です。オンラインと出張は、どちらも「1対1で、その場で指導を受けられる」点は同じです。違いは、費用の構造・対応エリア・家に人を入れるか・器具と負荷・フォームの見え方・時間の融通の6つに表れます。

それぞれ、何が違うか/公式サイトで確認した例/どちらが合いやすいかの順で書きます。

観点①|費用の構造:出張は「移動の費用」が1回ごとにのる

何が違うか

出張では、トレーナーが自宅まで移動します。その移動にかかる費用が、交通費や出張費として1回ごとに上乗せされることがあります。オンラインには、この費用がありません。

公式サイトで確認した例

オンラインと出張の両方を公式に出している2社の料金を、同じ会社の中で比べてみます。

  • Dr.トレーニング:オンラインは60分7,550円(4回券なら28,400円で1回7,100円)。出張は60分9,300円で、交通費が0〜1kmで1,650円、1〜3kmで3,300円、3km以上は要相談と書かれています。出張には入会費35,600円の記載もあります(料金ページにはキャンペーンで入会金0円との記載もあり、出張に適用されるかは公式サイトでご確認ください)。店舗のSTANDARDは月4回60分で39,600円(1回9,900円)です。
  • Runway:オンラインは50分の4回券が24,000円(1回6,000円)で、入会金不要・有効期限なしと書かれています。出張は60分の4回で41,800円(1回10,450円)で、出張費は東京23区内が0円、その他の地域は1回1,100円〜と書かれています。

これを「4回受けたとき、全部でいくらか」にそろえて計算すると、次のようになります。

表2:同じ会社で「受け方」だけを変えて4回受けたときの総額(試算)

会社 受け方 1回の時間 4回の総額(税込) 1回あたり
Dr.トレーニング オンライン(4回券) 60分 28,400円 7,100円
Dr.トレーニング 店舗(月4回) 60分 39,600円 9,900円
Dr.トレーニング 出張(0〜1km) 60分 37,200円+交通費6,600円=43,800円 10,950円
Dr.トレーニング 出張(1〜3km) 60分 37,200円+交通費13,200円=50,400円 12,600円
Runway オンライン(4回券) 50分 24,000円 6,000円
Runway 出張(23区内) 60分 41,800円 10,450円
Runway 出張(23区外・最低額) 60分 41,800円+出張費4,400円〜=46,200円〜 11,550円〜

※2026年10月8日時点の各社公式サイトの掲載料金(税込)から当サイトで計算しました。入会金・指名料・体験料は含みません。Runwayはオンライン50分・出張60分で、1回の時間がそろっていません。2社だけの例で、相場ではありません。並び順は会社ごとで、順位付けではありません。Dr.トレーニング オンライン https://drtraining.jp/training/online/ /出張 https://drtraining.jp/training/onsite/ /料金 https://drtraining.jp/price/ /Runway オンライン https://fsrunway.com/online/ /出張 https://fsrunway.com/visit/

オンライン・店舗・出張で4回受けたときの総額の試算

ここから言えること

確認した2社では、次の3つが共通していました。

  1. 出張は、移動の費用(交通費・出張費)が1回ごとに上乗せされる。4回なら4回分、12回なら12回分がのります。
  2. 出張は、住所によって移動の費用が変わる。Dr.トレーニングは距離で、Runwayは地域で金額が分かれていました。
  3. 同じ会社の中では、オンラインの1回の料金が、出張や店舗より低く設定されていた。

ただし、これは2社だけの、しかも1回の時間がそろっていない例です。「オンラインのほうが必ず安い」とは言えません。比べるときは、1回の時間と、交通費・出張費・入会金をそろえて総額で見てください。

観点②|対応エリア:出張は「来てもらえるか」が住所しだい

何が違うか

オンラインは、通信環境さえあれば、住んでいる地域を問いません。出張は、トレーナーが移動できる範囲に限られます。

公式サイトで確認した例

  • Runway:東京23区内は出張費0円、その他の地域は1回1,100円〜
  • Dr.トレーニング:東京・神奈川・大阪・兵庫・福岡の一部の市区で、店舗からの距離に応じて交通費がかかり、3km以上は要相談
  • locofitter:大阪(北部)・京都が中心で、遠方の方にはオンラインも提供していると書かれています

今回確認した範囲では、出張サービスの対応エリアは都市部が中心でした。地方では、出張のサービスそのものが見つかりにくいことがあります。

出張を検討するなら、最初に次の2つを確かめてください。

  • 自分の住所が、対応エリアに入っているか
  • 入っている場合、交通費・出張費が1回いくらになるか

この2つで、出張が選べるかどうかと、総額がほぼ決まります。

どちらが合いやすいか

都市部の対応エリア内に住んでいるなら、出張は十分に選択肢になります。エリア外の方、地方に住んでいる方、引っ越しや転勤が多い方は、オンラインのほうが現実的です。

観点③|家に人を入れるか:出張は部屋と家族の調整が要る

何が違うか

出張では、トレーナーが家の中に入ります。部屋を片付ける、家族に予定を伝える、ペットを別の部屋に移す、といった準備が必要になることがあります。在宅勤務中の家族がいる、小さな子どもが寝ている、といった時間帯は、受けにくいかもしれません。

オンラインでは、相手に見えるのはカメラに映る範囲だけです。トレーナーが家に来ることはなく、体に触れられる場面もありません。部屋全体を片付けなくても、映る範囲を整えれば始められます。

気をつけること

オンラインでは、カメラに映る範囲に生活感が出ることを気にする方もいます。背景に何が映るか、顔を映す必要があるかは、サービスによって扱いが違うので、体験の前に確かめておくと安心です。

どちらが合いやすいか

家に人を招くことに抵抗がない、広めの部屋があるなら、出張も選べます。家に人を入れたくない、部屋を見られたくないという方には、オンラインのほうが心理的な負担は小さくなりやすいでしょう。

観点④|器具と負荷:出張は器具を持ってきてもらえることがある

何が違うか

出張では、トレーナーがダンベルやチューブなどの器具を持ってきてくれることがあります(Runwayの出張では「最低限必要なものはトレーナーが持参」と記載)。器具を自分で買わなくても、負荷をかけたトレーニングを受けられます。

オンラインは、自宅にある物と自分の体重が基本です。ペットボトルに水を入れて重さにする、タオルを使う、動きの速さや回数を変える、といった工夫で負荷を調整します。器具を1つ足すと、できることが広がります。

どちらが合いやすいか

最初から重さを使った筋トレをしたい方、器具を置く場所や買う予算がない方には、出張が合う場合があります。まずは運動の習慣をつけたい、自重から始めたい方は、オンラインでも十分に始められます。自宅で負荷を上げる方法と、器具を1つ足すなら何がよいかは、器具なし・狭い部屋でのオンラインパーソナルをご覧ください。

観点⑤|フォームの見え方:対面は触れて直せる、画面越しはカメラで補う

何が違うか

対面(出張・店舗)では、トレーナーが体に触れて「ここに力を入れて」と直すことができます。動きを360度から見られるのも対面の強みです。

画面越しでは、触れることはできません。カメラの角度によっては、膝の向きや背中の丸まりが見えにくいこともあります。ただし、カメラを置く位置を変える、横向き・正面と向きを変えて動くことで、ある程度は補えます。

画面越しの指導の効果については、健康な高齢者を対象に、16週間・週2回のトレーニングをビデオ会議と対面で比べた研究があります。体重や脂肪量、有酸素の能力などの変化について、ビデオ会議の指導は対面に劣らなかったと報告されています。一方で、筋肉量や握力などは「劣らない」とまでは示されませんでした(Langeard A, et al. Age and Ageing, 2022・無作為化比較試験)。また、高齢者を対象とした少人数の研究で、一般の成人に同じ結果が出ると言えるものではありません。ほかの研究も含めた詳しい話は、オンラインパーソナルの効果は対面と比べてどうかにまとめています。

どちらが合いやすいか

触れて直してもらわないと動きがつかめない方、体の使い方に強い不安がある方は、対面(出張・店舗)が合いやすいでしょう。言葉の指示で動きを修正できる方、カメラの位置を工夫できる方は、オンラインでも指導を受けやすくなります。

観点⑥|時間の融通:オンラインは早朝・夜の枠を出す事業者もある

何が違うか

出張では、トレーナーが移動する時間も予定に入ります。前後の予約との間に移動をはさむため、受けられる時間帯が限られることがあります。

オンラインでは、トレーナーも利用者も移動がありません。早朝や夜の枠を出している事業者もあります。

公式サイトで確認した例

Runwayの公式サイトでは、対応時間がオンラインは「朝7:00〜22:00」、出張は「朝7:00〜21:00」と書かれていました。同じ会社でも、オンラインのほうが遅い時間まで対応しています。

どちらが合いやすいか

子どもが寝たあとの夜、出勤前の早朝、在宅勤務の昼休みなど、細切れの時間で受けたい方は、オンラインのほうが予定を組みやすいでしょう。週末の決まった時間にまとまった時間を取れる方は、出張でも問題ありません。

6つの観点のまとめ

ここまでの6つを、1つの表にまとめます。

表3:オンラインと出張の違い(6つの観点)

観点 オンライン 出張(訪問型)
①費用の構造 1回の料金のみ(交通費・出張費はかからない) 1回の料金+交通費・出張費(住所により変わる)。入会金がかかる場合も
②対応エリア 通信環境があれば地域を問わない 事業者の対応エリア内(確認した例は都市部中心)
③家に人を入れるか 入れない。見えるのはカメラに映る範囲だけ 入れる。部屋・家族・ペットの調整が要ることも
④器具と負荷 自宅にある物+自重が基本 器具を持ってきてもらえることがある
⑤フォームの見え方 触れて直せない。カメラの位置で補う 触れて直せる。360度から見てもらえる
⑥時間の融通 移動がない。早朝・夜の枠を出す事業者も トレーナーの移動時間が入る
必要なスペースの目安(公式の例) 「1畳ほど」(Dr.トレーニング) 「4畳ほど」(Dr.トレーニング)

※当サイトによる整理です。公式サイトの例は2026年10月8日に確認した記載です。どちらが優れているかを示す表ではありません。

出張が向いている人/オンラインが向いている人

当ジムはオンライン側のサービスですが、出張のほうが合う方もはっきりいます。

出張が向いている人

  • 出張サービスの対応エリア内(都市部)に住んでいる
  • 最初から器具を使ったトレーニングを受けたい
  • スマートフォンやビデオ通話の操作が苦手
  • 体に触れてフォームを直してほしい
  • 家にトレーナーを招くことに抵抗がなく、スペースもある

オンラインが向いている人

  • 近くに出張サービスがない、地方に住んでいる
  • 移動の時間も費用もかけたくない
  • 家に人を入れたくない
  • 早朝・夜・在宅勤務の合間など、細切れの時間で受けたい
  • 転勤や帰省が多く、場所が変わっても同じトレーナーに見てほしい

どちらにもはっきり当てはまらない方は、体験を受けてから決めるのがいちばん確実です。オンラインも出張も、体験を用意している事業者があります。

薬剤師トレーナーの視点では——薬を選ぶとき、薬剤師は「何が効くか」と同じくらい、「その方が飲み続けられる形か」を考えます。1日3回の薬が合わない生活の方には、1日1回の薬のほうが結果として役に立つことがあるからです。運動の指導も同じだと考えています。オンラインか出張かを選ぶときは、どちらの指導の中身が優れているかより先に、自分の生活の中で続けられる受け方かを見てください。移動の時間、費用、家族の予定、部屋の広さ。どれか1つでも負担が大きいと、良い指導でも続けにくくなります。もちろん、どの受け方を選んでも、体の変化には個人差があります。


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費用はどれくらい? 料金表に出ない費用も足して考える

ここでは、費用の考え方を整理します。オンラインの料金の全体像は別の記事で詳しく扱っているので、この記事では「料金表の数字だけでは見えない費用」を中心に書きます。

オンラインの料金の全体像

オンラインパーソナルの料金は、月額制・回数券・期間を決めたパッケージなどに分かれます。1回の時間も25分・30分・50分・60分とさまざまで、時間あたりに直すと見え方が変わります。料金体系ごとの特徴、時間あたりに直した比べ方、価格に差が出る理由、総額の試算は、オンラインパーソナルの料金相場と比べ方にまとめています。

この記事で押さえておきたいのは、オンラインは「1回の料金+入会金」でほぼ総額が決まることです。移動にかかる費用がないので、計算は比較的シンプルです。

出張は「1回料金+交通費・出張費+入会金」で見る

出張の総額は、次の3つを足して考えます。

  1. 1回の料金(例:Dr.トレーニング60分9,300円、Runway60分4回41,800円)
  2. 交通費・出張費(例:Dr.トレーニングは距離で1回1,650円・3,300円・3km以上は要相談、Runwayは23区内0円・その他の地域1回1,100円〜)
  3. 入会金(例:Dr.トレーニングの出張には入会費35,600円の記載。Runwayの出張は入会金不要)

注意したいのは、2の交通費・出張費が回数に比例して増えることです。4回で数千円の差でも、12回、24回と続ければ、その分だけ大きくなります。料金表の「1回◯円」だけを見ていると、この部分を見落としがちです。

参考までに、出張サービスの運営会社が出張5社の料金を比べた記事では、1回あたり約9,000〜15,000円(入会金・出張費を除く)としています(Runway「出張パーソナルトレーニングの料金」)。これは1社が自社メディアでまとめたもので、公的な相場ではありません。

体験の料金も事業者ごとに違う

始める前に受ける体験の料金も、事業者や受け方によって違います。たとえば、Dr.トレーニングはオンラインの体験60分を7,550円からキャンペーンで0円、出張の体験60分を7,100円としています。Runwayはオンラインの体験を3,300円から初回0円、出張の体験を12,000円から初回50%OFFの6,000円(当日入会で無料)と記載しています。いずれも2026年10月8日時点の公式サイトの記載で、キャンペーンには条件があります。

指名料(トレーナーを指名する料金)を別に設けている事業者もあります。Dr.トレーニングは、オンライン・出張ともに指名料1,100〜5,500円と記載しています。

店舗に通う場合も「移動の時間とお金」がかかる

店舗に通う場合、料金表には出てきませんが、ガソリン代・駐車場代・電車代と、往復の時間がかかります。週2回、往復1時間なら、月に約8時間を移動に使う計算です。

この「料金表に出てこないコスト」を数字で整理した記事として、熊本にお住まいの方向けに熊本で店舗に通う場合とオンラインの使い分けを書いています。熊本以外の方も、考え方はそのまま使えます。

比較サイトの「月1〜3万円」はどう読むか

比較サイトや比較記事には、「オンラインパーソナルの相場は月1万〜3万円」といった数字がよく載っています。最初の目安にはなりますが、この記事では相場の根拠として使っていません。多くは、何社を、どの条件(1回の時間、月の回数、入会金を含むか)で比べたのかが書かれていないためです。

自分に当てはめるなら、気になるサービスの公式料金で、自分の受けたい回数と期間の総額を計算するのが確実です。

食事指導が込みかどうかでも総額は変わる

もう1つ、総額を大きく変えるのが食事指導です。料金に含まれているサービスもあれば、月1万円前後の別料金になっているサービスもあります。どの形で入っているか、「込み」でも中身がどう違うかは、オンラインパーソナルの食事指導は料金込み?で詳しく比べています。


「通えない理由」別|あなたに合う受け方の選び方

ここが、この記事のもう1つの中心です。ジムに通えない理由は、人によって違います。理由が違えば、合う受け方も変わります。自分に当てはまるものから読んでください。

時間がない(仕事・家事)→ 移動のないオンライン

冒頭で紹介したとおり、運動を増やせない理由で最も多いのは「仕事や家事が忙しいから」でした(スポーツ庁・令和5年度)。

店舗に通う場合、1回のトレーニングに移動・着替え・待ち時間が加わります。出張なら移動はなくなりますが、トレーナーの到着時間に合わせて家にいる必要があります。オンラインなら、画面の前に立てば、すぐに始められます。

選ぶときに確かめたいのは、自分が空いている時間帯に、枠があるかです。

  • 出勤前の早朝に受けられるか
  • 子どもが寝たあとの夜(21時以降など)に受けられるか
  • 在宅勤務の昼休みなど、平日の日中に受けられるか
  • 予定が変わったときに、前日や当日に振り替えられるか

ここは事業者によってかなり違います。公式サイトに書かれていない場合は、体験の前に問い合わせてみてください。

子どもを預けられない・産後 → オンライン(安全への配慮を前提に)

子どもを預けられない方にとって、家を出ずに受けられるオンラインは大きな選択肢です。子どもの昼寝の時間や、家族が見てくれている時間に、自宅で受けられます。

ただし、自宅で受ける以上、子どもがそばにいることを前提にした安全の配慮が必要です。

  • 子どもが走り込んでこない場所、または時間帯を選ぶ
  • 動く範囲にあるおもちゃや小物を片付けておく
  • 子どもが近づいたら、すぐに動きを止められるようにしておく

途中で子どもが泣いて中断することもあるでしょう。そうした中断にどう対応してくれるかも、体験で確かめておきたい点です。

産後の方へ:運動をいつから、どの程度始めてよいかは、出産の状況や体の回復によって違います。まずは医師に相談し、運動の許可を得てから始めてください。医療の判断が必要な場面については、オンラインパーソナルが向いている人・向いていない人の「医療の領域」の項も参考にしてください。

近くにジムがない・地方に住んでいる → オンライン、または「最初だけ遠出して対面」

近くにパーソナルジムがない方は、出張サービスの対応エリアからも外れやすいのが現実です。観点②で見たとおり、確認した出張サービスは都市部が中心でした。

この場合の選び方は2つです。

  1. 最初からオンラインで受ける。地域を問わないので、住んでいる場所に関係なく、トレーナーを選べます。
  2. 最初の数回だけ、遠くの店舗まで出かけて対面で受け、その後はオンラインに切り替える。基本の動きを対面で覚えてから自宅に移るので、画面越しでも動きがつかみやすくなります。

どちらにするかは、店舗まで出かける時間と費用、そして「最初は触れて直してほしいか」で決めてください。

人目が気になる → オンラインも出張も選べる

ジムの雰囲気が苦手、他の利用者に体型を見られたくない、という方は少なくありません。この場合は、オンラインも出張も、どちらも他の利用者の目はありません。

違うのは、家に人を入れるかどうかです。トレーナー1人でも家に招くのは抵抗がある、という方はオンライン。家に来てもらうのは平気で、対面で見てもらいたい方は出張、と考えるとよいでしょう。

オンラインで顔を映す必要があるかどうかが気になる方は、体験を申し込む前に、事業者に確かめておくと安心です。

体に不安がある・重い器具を使いたい → 店舗か出張が合う場合がある

当ジムはオンラインのサービスを提供していますが、オンラインが向かないケースもあります。正直に書きます。

  • 腰や膝などに痛みがあり、触れて確かめながら動きを見てほしい
  • 重いバーベルやマシンを使ったトレーニングをしたい
  • バランスを崩しやすく、すぐそばで支えてくれる人がいたほうが安全
  • 画面越しの言葉の指示では、動きのイメージがつかみにくい

こうした場合は、店舗や出張のように対面で受けられる形のほうが合う可能性があります。痛みや持病がある方は、運動を始める前に医師に相談してください。対面を選んだほうがよいケースは、オンラインパーソナルが向いている人・向いていない人の「対面を選ぶべき8つのケース」で詳しく書いています。

転勤・出張・帰省が多い → オンライン(場所が変わっても同じトレーナー)

仕事の出張や転勤、実家への帰省が多い方は、場所に縛られないオンラインが向いています。出張先のホテルでも、帰省先の実家でも、同じトレーナーに続けて見てもらえます。

店舗や出張サービスでは、引っ越しをすると通えなくなったり、エリア外になったりします。転勤の可能性がある方は、場所が変わっても続けられるかを基準に入れておくと、途中でやめずに済みます。

通えない理由から自宅で受けるパーソナルトレーニングを選ぶ判断フロー

男性の方で、筋肉をつけたい、体を大きくしたいといった目的がある場合の考え方は、男性のオンラインパーソナルトレーニングにまとめています。


オンラインパーソナルトレーニングの始め方|6ステップ

ここからは、オンラインで受けると決めた方に向けて、始めるまでの手順を6つのステップで説明します。各ステップの詳しい内容は兄弟記事に書いているので、ここでは要点と、つまずきやすい点に絞ります。

ステップ1|目的と「通えない理由」を書き出す

最初にするのは、申し込みではなく書き出しです。次の2つを、スマートフォンのメモでかまわないので書いてみてください。

目的(何のために受けるか)

  • 体重を落としたいのか
  • 体つき(お腹まわり、姿勢、脚のラインなど)を変えたいのか
  • 運動の習慣をつけたいのか
  • 体力をつけたいのか

通えない理由(どんな制約があるか)

  • 受けられる時間帯(早朝・昼・夜・週末)
  • 家にいる家族、子どもの年齢、ペット
  • 部屋の広さ、床の材質、集合住宅かどうか
  • 体の痛みや持病の有無

この2つがはっきりしていると、カウンセリングで自分の条件を短く正確に伝えられます。トレーナーの側も、最初のメニューを組みやすくなります。

ステップ2|自宅の環境を確認する

オンラインで受けるために、次の3つを確認します。

  1. 機器:スマートフォンかタブレット(ノートパソコンでも可)。画面が大きいほうが、トレーナーの動きを見やすくなります。
  2. 通信環境:ビデオ通話が途切れないか。Wi-Fiがあると安定しやすくなります。
  3. スペース:体の全体が画面に映るだけの広さがあるか。

スペースの目安として、確認できた公式の記載では、Dr.トレーニングのオンラインは「1畳ほど」、当ジムのオンラインのページでは「畳1〜2枚分」としています。寝転んで行う運動もあるので、体を横にしたときの長さも見ておくと安心です。

いちばんつまずきやすいのは、スマートフォンの置き方です。手で持ったり、近すぎる場所に置いたりすると、足元や頭が画面から切れてしまいます。スマートフォンはスタンドなどで立てて固定し、2〜3歩下がった位置で全身が映るかを、一度試しておいてください。

全身が映る距離にスマートフォンを置いた自宅の様子

器具がない場合にどこまでできるか、カメラの角度や音の工夫などの細かい話は、オンラインパーソナルは器具なし・狭い部屋でもできる?で詳しく書いています。集合住宅で、ジャンプなどの音が気になる方は、体験の際にトレーナーに伝えておくと、音の出にくいメニューを考えてもらいやすくなります。

ステップ3|候補を2〜3社に絞る

次に、公式サイトを見て候補を2〜3社に絞ります。最初から1社に決めず、比べられる数を残しておくのがポイントです。

公式サイトで見ておきたいのは、次のような点です。

  • 料金の形(月額制か回数券か)と、入会金の有無
  • 1回の時間と、受けられる時間帯
  • 食事指導が含まれるか
  • トレーナーの資格や経歴が書かれているか
  • 体験の有無と料金
  • 解約・返金について書かれているか

公式サイトの見方、カウンセリングで聞く質問と答えの見分け方は、オンラインパーソナルトレーニングの選び方にまとめています。

ステップ4|無料体験・カウンセリングを予約する

候補が絞れたら、体験やカウンセリングを予約します。体験は「自分に合うかを確かめる場」です。申し込むかどうかは、体験のあとに決めれば大丈夫です。

体験で確かめたいのは、たとえば次のような点です。

  • 画面越しの声かけが、自分に分かりやすいか
  • 自分の目的と「通えない理由」を、きちんと聞いてくれるか
  • 通信や画面の映り方に、問題がないか
  • 質問に、具体的に答えてくれるか

前日までに準備しておくこと、当日の流れ、体験のあとの判断の仕方は、オンラインパーソナルの無料体験の流れで時間の順に説明しています。

ステップ5|契約の前に、解約・返金・有効期限を確かめる

申し込むと決めたら、契約の前に、次の3つを必ず確かめてください。

  • 途中でやめたくなったときの解約の方法と、残りの料金の扱い
  • 返金の条件
  • 回数券の場合、有効期限があるか

体調を崩したり、仕事や家族の事情で続けられなくなったりすることは、誰にでも起こり得ます。始める前は前向きな気持ちでいっぱいでも、やめるときの条件は、始める前にしか冷静に確かめられません。一般的な確認の仕方は、オンラインパーソナルの解約・返金で確認することにまとめています。

ステップ6|最初の1ヶ月を乗り切る

始めてからの最初の1ヶ月は、習慣になるかどうかの分かれ目です。自宅で受ける場合、移動がないぶん始めやすい一方で、「今日はやめておこう」とも言いやすくなります。

最初の1ヶ月を乗り切るためのコツは、たとえば次のようなものです。

  • 受ける曜日と時間を固定する(「火曜と金曜の夜9時」など)
  • セッションの前に、着替える・マットを敷くなどの準備を決まった順で行う
  • 体重や体調の変化を、簡単に記録しておく
  • 続けにくいと感じたら、早めにトレーナーに相談する

オンラインで続けやすくなる理由と、続けるための工夫は、オンラインパーソナルが続く5つの理由で詳しく書いています。

オンラインパーソナルトレーニングの始め方6ステップ

自宅で受けるときの安全|オンラインでも出張でもケガは起きる

「自宅なら、軽い運動だから安心」と思うかもしれません。ただ、パーソナルトレーニングでのケガは、実際に起きています。

消費者庁の注意喚起から

消費者庁は2026年8月6日に、「パーソナルトレーニングでの事故に注意」という注意喚起を出しました。内容の主なところは次のとおりです。

  • 2019年1月から2025年12月までに、196件の事故の情報が寄せられ、近年は増える傾向にある
  • 20代から80歳以上まで、幅広い年代で起きている
  • 約4割が、治療に1ヶ月以上かかるケガだった
  • 腰から下のケガが半数を超えていた(事例には腰椎捻挫、肉離れ、圧迫骨折などがある)

注意喚起では、トレーニングを行う場所について、フィットネスクラブやトレーニングジムのほか、オンラインを通じたものやトレーナーの自宅など、さまざまだと書かれています。ジムの中だけの話ではなく、オンラインで自宅から受ける場合も、ケガへの備えは欠かせないということです。

利用者に向けては、次のような注意が挙げられています。

  • 体調など気になることを、トレーナーに伝える
  • 疲労や痛みの伝え方を、あらかじめ確認しておく
  • 不安が残るトレーニングは、いったん止める
  • 無理のない低めの負荷から始め、安全を確かめながら進める

自宅ならではの確認ポイント

店舗と違い、自宅はトレーニングのために作られた場所ではありません。始める前に、次の点を確かめてください。

  • 床が滑らないか:フローリングに靴下は滑りやすくなります。ヨガマットを敷くか、素足や室内用の運動靴にします。
  • 周りに家具や角がないか:腕を広げたとき、倒れたときに、テーブルの角や棚に当たらないか。
  • 子どもやペットの動線:運動中に足元に入ってこないか。
  • 止めたいときの合図を、最初に決めておく:特にオンラインでは、トレーナーがすぐそばにいません。「手を挙げたら止める」「声で『ストップ』と言う」など、止める合図をセッションの最初に確認しておくと安心です。

オンラインの場合は、通信が途切れたときにどうするか(その場で動きを止めて待つ、など)も決めておくとよいでしょう。体験の前日にしておくチェックは、オンラインパーソナルの無料体験の流れにまとめています。

持病・服薬・妊娠中・産後の方へ

持病のある方、薬を飲んでいる方、妊娠中や産後の方は、運動を始める前に、主治医に相談してください。そのうえで、カウンセリングで、医師から言われていることをトレーナーに伝えてください。

薬剤師トレーナーの視点では——薬の中には、運動中の体調の変化(ふらつきなど)に気をつけたほうがよい場合があるものもあります。どの薬がどう影響するかは、薬の種類やその方の体の状態によって違うため、ここで一般論として言えることはありません。大切なのは、カウンセリングで、今飲んでいる薬を伝えていただくことです。お薬手帳があれば、手元に用意しておくとスムーズです。トレーナーが薬について判断するのではなく、主治医や薬局の薬剤師に確認したうえで、運動の強さを調整するのが安全な進め方です。


RBDジムのオンラインパーソナル詳細はこちら

入会金0円/体験・カウンセリングは無料/全国どこからでも受講できます

RBDジムのオンラインパーソナルトレーニング

ここまで、自宅で受ける方法を中立の立場で比べてきました。最後に、当ジムのオンラインパーソナルトレーニングについて、書面で確認できる事実だけをお伝えします。

当ジムについて、書けること

  • 熊本市南区出仲間に店舗を持つパーソナルジムです。提供しているのはオンラインと、熊本の店舗での指導で、出張は行っていません。
  • 熊本近郊にお住まいでない方は、立ち上げからオンラインで組み立てます。
  • 料金は回数券制です。12回88,000円/18回118,000円/24回148,000円(すべて税込)。入会金は0円です。
  • 全コースに食事・栄養指導を含みます。管理栄養士が在籍しています。管理栄養士が関わるサービスの見分け方は、管理栄養士がいるオンラインパーソナルの見分け方に書いています。
  • メニューはオーダーメイドで、1回の時間は固定していません。そのため、この記事の表2のような「1回あたり」の比較には載せていません。比べにくさとして、正直にお伝えしておきます。
  • セッションは、21時以降や早朝も相談できます。なお、お電話やお問い合わせの受付は11:00〜21:00(月曜定休)です。セッションの時間帯とは別です。
  • オンラインでは、顔を映さずに受講できます(フォームを確認するため、全身は映していただきます)。セッションの録画は、希望される方のみです。
  • 熊本近郊にお住まいの方は、店舗での対面とオンラインを併用することもできます。
  • 運動はせずに食事指導だけを希望される場合も、ご相談いただけます(正式なプランや料金としては用意していません)。食事指導だけで体がどう変わるかについては、オンラインの食事指導だけで痩せられるかをご覧ください。
  • トレーナーの白木勝也は、東京大学薬学部を卒業し、薬剤師の国家資格を持っています。ただし、薬剤師はトレーニング指導の資格ではありません。

体験・カウンセリング

  • オンラインの体験・カウンセリングは60分無料です(カウンセリング30分+体験30分)。
  • 体験の際は、この記事のステップ1で書き出した目的と「通えない理由」をそのままお話しください。受けたい時間帯や、部屋の広さ・集合住宅かどうかなどの条件も、遠慮なくお伝えください。

中途解約や返金の条件については、契約の前に必ずご確認ください。一般的な確認の仕方は、解約・返金で確認することにまとめています。

薬剤師トレーナーの視点では——薬剤師が薬の説明をするとき、「この期間だけ飲んでください」で終わらせず、なぜこの飲み方なのかもお伝えします。理由が分かっていると、ご自身で判断できる場面が増えるからです。当ジムの食事指導も、同じ考え方で組んでいます。期間中のメニューを守っていただくことよりも、外食の日や家族と同じものを食べる日に、何をどう選ぶかの理由を持ち帰っていただくことを目指しています。これを当ジムでは「一生使える食事管理術」と呼び、コースが終わったあとも自分で調整できる状態を目指す、リバウンドしにくい設計を目指したメソッドにしています。もちろん、体の変化には個人差があり、結果を約束できるものではありません。


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入会金0円/体験・カウンセリングは無料/全国どこからでも受講できます

よくある質問(FAQ)

Q. 自宅でパーソナルトレーニングを受けるには、何が必要ですか?

A. オンラインなら、スマートフォンかタブレット、通信環境、体の全体が映るスペースが基本です。器具がなくても始められるサービスが多く、動きやすい服装と、床が滑りやすい場合はヨガマットがあると安心です。出張なら、トレーナーが来られるスペースと、動きやすい服装・タオル・飲み物などが目安です(必要なものは事業者によって違います)。

Q. オンラインと出張、どちらが安いですか?

A. 一概には言えません。今回確認した2社では、同じ会社の中でオンラインの1回の料金のほうが低く設定されていて、出張には交通費・出張費が1回ごとに上乗せされていました(表2)。ただし、2社だけの例で、1回の時間もそろっていません。比べるときは、1回の時間、交通費・出張費、入会金をそろえて、受けたい回数の総額で見てください。

Q. 出張パーソナルは、地方でも頼めますか?

A. 住所しだいです。今回確認した出張サービスの対応エリアは、東京23区や、店舗から近い範囲など、都市部が中心でした。地方では、出張サービスが見つかりにくいことがあります。気になるサービスがあれば、自分の住所が対応エリアに入っているか、交通費・出張費がいくらかを最初に確認してください。

Q. 器具がなくても効果はありますか?

A. 効果には個人差があり、受ける前に約束できるものではありません。ただ、厚生労働省のガイドでは、自重で行う腕立て伏せなども筋力トレーニングに含まれるとされています。自重でできることと限界、負荷の上げ方は器具なし・狭い部屋でのオンラインパーソナル、画面越しの指導の効果についての研究はオンラインパーソナルの効果にまとめています。

Q. 何畳あればできますか?

A. 確認できた公式の目安では、オンラインはDr.トレーニングが「1畳ほど」、当ジムが「畳1〜2枚分」、出張はDr.トレーニングが「4畳ほど」としています。大事なのは畳の数より、手足を広げても家具に当たらないことと、全身がカメラに映る距離を取れることです。

Q. 子どもがいても受けられますか?

A. オンラインなら、家を出ずに受けられるので、子どもを預けられない方でも始めやすい形です。ただし、子どもが近づいたときにすぐ止められるようにする、動く範囲に物を置かないなど、安全への配慮が前提です。途中で中断したときにどう対応してくれるかは、体験で確かめておくとよいでしょう。産後の方は、運動を始める時期について先に医師に相談してください。

Q. 夜や早朝でも受けられますか?

A. 事業者によって違います。たとえばRunwayの公式サイトでは、オンラインの対応時間を「朝7:00〜22:00」としています。当ジムのオンラインは、21時以降や早朝のセッションも相談できます(お問い合わせの受付は11:00〜21:00・月曜定休)。受けたい時間帯がある方は、体験の前に確かめてください。

Q. 店舗に通うのとオンライン、結局どちらがいいですか?

A. 通えない理由と目的しだいです。店舗に無理なく通えて、器具を使った指導を受けたいなら店舗が合います。移動の時間が取れない、近くにジムがない、家を出られない時間が長い、という方はオンラインが合いやすいでしょう。向き不向きはオンラインパーソナルが向いている人・向いていない人、熊本にお住まいの方の使い分けは熊本で通う場合とオンラインの使い分けで詳しく書いています。


まとめ|「通えない理由」から、受け方を1つに絞る

自宅でパーソナルトレーニングを受ける方法について、3つの点を整理しました。

  • ①自宅で受ける方法は5つ。オンライン(ライブ1対1)、出張(訪問型)、動画添削・チャット型、配信レッスン・アプリ、店舗の対面との併用。1対1で、その場で指導を受けられるのは、オンラインと出張(と店舗との併用)です。
  • ②オンラインと出張の違いは6つの観点に表れる。費用の構造(出張は交通費・出張費が1回ごとにのる)、対応エリア(出張は都市部中心)、家に人を入れるか、器具と負荷、フォームの見え方、時間の融通。どちらが優れているかではなく、住んでいる場所と目的で決まります。
  • ③「通えない理由」から選び、6ステップで始める。目的と理由を書き出す→環境を確認する→2〜3社に絞る→体験を予約する→解約・返金を確かめる→最初の1ヶ月を乗り切る。

迷ったときは、まず自分の「通えない理由」を1行で書いてみてください。「平日は夜しか時間がない」「子どもを預けられない」「近くにジムがない」。その1行が、受け方を選ぶいちばんの手がかりになります。

※この記事に掲載した他社の料金は、2026年10月8日時点で各社公式サイトに掲載されていた金額(税込)で、変更されることがあります。試算は当サイトによるもので、各社が販売しているセット価格ではありません。本記事は一般的な情報提供であり、効果を保証するものではありません。体の変化には個人差があります。持病のある方・服薬中の方・妊娠中や産後の方は、運動を始める前に主治医にご相談ください。


自宅で受けるオンラインパーソナルを、RBDジムの無料体験で試してください

この記事の「通えない理由」と6ステップは、当ジムの体験でもそのまま使ってください。他社と比べる材料の1つにしていただければ十分です。

  • オンラインの体験・カウンセリング60分は無料(カウンセリング30分+体験30分)
  • 入会金0円。全国どこからでも受講できます
  • 回数券制・オーダーメイド。12回88,000円/18回118,000円/24回148,000円(すべて税込)
  • 全コースに食事・栄養指導を含みます。管理栄養士が在籍しています
  • セッションは21時以降・早朝も相談可
  • 東大薬学部卒・薬剤師のトレーナーが担当します(持病や服薬のある方は、主治医に確認したうえでご相談ください)
  • ご予約・お問い合わせ:LINE・フォーム・お電話(080-5259-3762/受付11:00〜21:00・月曜定休)
  • オンラインの詳細・お申し込み:オンライン指導の流れと料金を見る

熊本市やその近郊にお住まいの方は、〒862-0963 熊本県熊本市南区出仲間9-5-10 スペーシアビル4Fの店舗で、対面と組み合わせることもできます。なお、当ジムは出張での指導は行っていません。

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入会金0円/体験・カウンセリング(60分)は無料です


主な参考・出典(2026年10月時点)

公的機関

  • スポーツ庁「令和5年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」 https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/jsa_00167.html
  • スポーツ庁「令和6年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」 https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/jsa_00202.html
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」情報シート:筋力トレーニングについて https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-00-005.html
  • 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」 https://www.mhlw.go.jp/content/001194020.pdf

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文責

白木 勝也
RBDジム オーナー・トレーナー
東大薬学部卒・薬剤師国家資格保有。熊本市南区を拠点に、理論に基づいた「リバウンドしにくい設計を目指したメソッド」で多くの女性のボディメイクをサポート。

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